「私は苦しみの中で主を呼び求め、わが神に叫び求めた。主はその宮で私の声を聞かれ、御前への叫びは、御耳に届いた。」(18:6)
この詩篇は、ダビデが晩年、自分の生涯を回顧して記したと言われます。
彼の人生は波乱万丈でした。
サウル王に命を狙われたり、息子のアブサロムに命を狙われたり。
しかし、そんな中で彼は人生の秘訣を見出しました。
それは、主を呼び求めること、祈ることでした。
壁にぶつかった時、キリスト者は祈ります。
祈りに追い込まれることはすべて良いことです。
もちろん、苦しみがなくても祈ることは大事です。
ダビデは「主は生きておられる。」(46節)と歌います。
祈りに追い込まれることを通して、神が本当に生きておられるということを体験したのだと思います。
イエス様も言われました。
「まことに、まことに、あなたがたに言います。わたしの名によって父に求めるものは何でも、父はあなたがたに与えてくださいます。」(ヨハネ16:23)