「私の誠実さゆえに私を強く支えてください。いつまでもあなたの御前に立たせてください。」(41:12)
ダビデの心は複雑でした。
彼を憎み、彼に対して悪を企む人たちがいたからです。
ダビデは言います。
「私が信頼した親しい友が、私のパンを食べている者までが、私に向かって、かかとを上げます。」
ダビデは、信頼していた人たちからも裏切りを体験しました。
しかし、ダビデは言います。
「あなたは敵が私に勝ち誇ることをお許しになりませんでした。私は自分があなたの目にかなっていることを知りました。」(11節LB)
誰が悪口を言ったとしても、神が自分を喜んでおられることを知っていたのでダビデは揺らぐことがありませんでした。
彼は何があっても神に対する誠実さを捨てることはありませんでした。
彼の究極的な願いはいつも神の臨在だったからです。
神の臨在だけが彼の本当の必要を満たすことができることを知っていたからです。