詩篇 49篇

「たましいの贖いの代価は高く永久にあきらめなくてはならない。」(49:8)

詩人は

どんなに華やかな生涯を送ろうと、人は動物と変わりなく死を迎えるのです。」(20節LB)

と言います。

昔も今も信仰者が直面する悩みは同じです。

神を恐れない人が幸せそうに見えてしまうのです。

死んでしまえば、金の力により頼むことはできなくなります。金を持って死ぬことはできないのですから。」(14節LB)

自らの富や力に信頼して生きることの愚かさを詩人は歌います。

彼らは金に信頼し、財産を誇っています。しかし、王に負けないくらい裕福な彼らも、兄弟の罪を帳消しにすることはできません。罪の赦しは金では買えないのです。たましいはあまりにも高価なので、この世の富をいくら積んでも買い戻せません。世界中の金をかき集めても、ただ一人分の永遠のいのちも買い与えられません。地獄から救い出すことはできないのです。」(6-9節LB)

だからキリストの十字架が必要です。

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