「力ある者たちよ。おまえたちは本当に義を語り、人の子らを公正にさばくことができるのか。」(58:1)
テレビや新聞で報道される国内外の事柄から家庭や学校など身近な所に至る出来事まで、私たちは自分の価値観で物事を判断し、裁く傾向にあると思います。
多くの場合、自分は正しいと思い、正義感に燃えてさばくのですが、果たしてそれは本当に正しいのでしょうか。
自分の育ってきた環境だけがすべてではなく、視点も様々です。
私たちは何かを判断する場合、もっと謙遜になるべきです。
私たちは神ではありませんから当然不完全であり、間違いも犯します。
そんな欠けのある私たち人間が、自分の判断は絶対に正しい!と思うことに関して聖書は警告します。
58篇の最後はこう締めくくられています。
「まことに、さばく神が地におられる。」
公平に裁くことが出来るのは神だけです。
この神を恐れましょう。
今日は主の日。共に主なる神に礼拝を捧げましょう。