「しかし私は、主よ、あなたに祈ります。神よ、みこころの時に、あなたの豊かな恵みにより、御救いのまことをもって、私に答えてください。」(69:13)
詩人は逆境の中にありました。
詩人の訴えは深刻です。
「彼らにさげすまれて、私の心は傷つきました。心はふさぎ込んでしまいました。一人でも、同情して慰めのことばをかけてくれる人がいてくれたらと思います。」(20節LB)
その中で詩人は、「私は、主よ、あなたに祈ります。」と、主に信頼することを選びます。
そして「みこころの時に」と、神の主権に自分の身を委ねます。
それはあきらめの境地にいたったという意味ではありません。
なぜなら、詩人は祈りの答えを期待しているからです。
「私はあなたを呼び続けます、ヤハウェ!あなたは身をかがめて聞いてくださると知っていますから。今こそが恵みの季節ですから。あなたの私への信実な愛のゆえに私の祈りに対するあなたの答えは、私の確かな救いとなります。」(TPT)