「確かに、神は、昔から私の王、地上のただ中で、救いのわざを行なわれる方です。」(12節)
イスラエルの人にとって神は昔から王でした。神はモーセを遣わし、エジプトからご自身の民を解放し、約束の地へと導きました。それは、イスラエルを通してすべての人が神の救いのわざを体験するためでした。しかし、イスラエルの人々は、神の民として救いのわざを行なうという使命を見失ってしまいました。それでも、神のみことばは変わることはありませんでした。神の御子、イエス・キリストの十字架に掲げられた罪状は、「ユダヤ人の王」でした。イエス・キリストは永遠の王として、十字架にかかられました。死の力を打ち破られ、よみがえられたイエス様は、今、地上のただ中で、救いのわざを行なわれています。キリストの教会は、神の民として、救いのわざを行なうために存在しています。私たちは宣言します。
「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」