「ご覧ください。私はあなたの戒めを慕っています。あなたの義のわざにより私を生かしてください。」(119:40)
33節からは「へー」(ה)から始まるアルファベットの詩です。
40節以外は、ヒフィルと呼ばれる動詞の命令形が使われています。
命令形が神に向けられる場合は、ヘブル語では祈りを表します。
要するに詩人の祈りは、「神の御言葉に生きること」でした。
詩人は祈ります。
「主よ。あなたのおきての道を教えてください。そうすれば、私はそれを終わりまで守ります。」(33節)
神のみことばに生きる事が容易いことではない事を知っていたから、誘惑や葛藤がある事を知っていたから詩人は祈ったのだと思われます。
「不正な利益を求めることなく、従順の道を選び取らせてください。あなたのご計画以外のものに目を奪われることがないようにしてください。私の心を奮い立たせ、ひたすらあなたを慕わせてください。」(36,37節LB)
神の御言葉に生きることは喜びです。