二週にわたって忠さんのことを書くことをどうぞお許しください。
昨日、所沢の音楽ホールで行われた忠さんの告別式に参列してきました。
800人収容のホールは30分前にはすでに満席となり入場できない方々がロビーにあふれるほどでした。
2時間の告別式の最後に高先生が登壇し挨拶をされました。
その中で、亡くなる直前目を大きく見開いた忠先生が高先生に「愛してるよ」とおっしゃったので手を握り「愛してる」と伝えた、という話をして下さいました。
私の涙腺はこの時完全に崩壊しました。
私たちの人生には終わりがあります。
必ず、死ぬのです。
誰一人逃れることはできません。
『死』を真剣に考えるならば『生』も真剣に考えるようになると思います。
全身がんの宣告から5年、忠先生はいのちの期限を意識しながら自分を捧げて走り切ったのだと思います。
私たちはどうでしょうか。自分のいのちがあと半年だと言われても今の生き方を続けますか。
「あなたは勇敢に戦わず、走るべき道のりを結局走らず、なんでもほどほどで犠牲を払わない信仰生活を送りましたね」、、、そんな結末、私は嫌です、、、
(小山晶子牧師夫人)