「私のたましいはあなたの救いを慕って絶え入るばかりです。私はあなたのみことばを待ち望んでいます。」(119:81)
81節からは「カフ」(כ)から始まるアルファベットの詩です。
「待ち望む」とあるように、待つことは、希望を持つことです。
私たちは神の御言葉、神の約束に希望を持つように聖書は言います。
しかし、詩人は言います。
「私はあなたの救いを待ち続けて、疲れてしまいました。それでもなお、助けてくださるというお約束に期待しています。」(81節)
信じていても、疲れてしまうことがあります。
大事なのは、「それでもなお」という信仰の世界です。
詩人は言います。
「私は疲れ果て、煙の中の革袋のようにしぼんでしまいました。しかしなお、あなたのおきてを慕い求めます。」(83節LB)
疲れ果て、気力も失いかけていたとしても、それでもなお、神の御言葉、聖書を読み続ける、そこに希望があります。