「あなたのみことばは私の足のともしび私の道の光です。」(119:105)
105節からは「ヌン」(נ)から始まるアルファベットの詩です。
「ともしび」(ネール・נֵר)はランプのことで、当時は、一端を高く尖らせた土器碗が用いられました。
それはつまずかないように、足下を照らす小さな光です。
一歩一歩を照らすような光です。
パッション訳はこのように訳しています。
「真理の輝く光は、私の選択と決断を導きます。あなたの御言葉の啓示は、私の道を明らかにします。」
真理の輝く光は、足もとは照らしますが、ランプですので、遠くまではよく見えないようです。
今日と言う一日を生きていくのに十分な光ですが、毎日、照らしていただく必要があります。
ですから、聖書を分かった気にならずに、日々、聖書の御言葉に耳を傾ける必要があります。
イエス様は言われます。
「一日一日を力いっぱい生きなさい。」(マタイ6:34LB)