「私は夜明け前に起きて、叫び求めます。あなたのみことばを待ち望んでいます。」(119:147)
145節からは「コフ」(ק)から始まるアルファベットの詩です。
「夜明け」は祈りの時です。
祈りはじめる時、暗い夜に光が差し込み、私たちは夜明けを体験します。
祈りは叫び求めるという側面と、「あなたのみことばを待ち望んでいます。」という両面性があります。
神に訴えるだけでなく、静まって聴く時間も大事です。
静まって、主よ、お語りくださいと聖書を開く中で、みことばが与えられます。
詩人は言います。
「ああ主よ、ひたすら祈り続ける私にお答えください。私はあなたのおきてに従います。」(145節LB)
主の御名を呼び求め続けることは、神の御言葉を守ることと離して考えることはできません。