「主、私の救いの神。私は昼は、叫び、夜は、あなたの御前にいます。私の祈りがあなたの御前に届きますように。どうか、あなたの耳を私の叫びに傾けてください。」(1,2節)
メッセージ訳では、「あなたは私のラストチャンス」と訳しています。神様が最後のチャンスだと。そして詩人は、ただ主を祈り求めます。神様は時として、私たちがそのような状況に追い込まれることを許されます。使徒パウロも同じ体験をしました。
「打ちのめされて、もうこれ以上生き延びるのはむりかと思い知らされました。」(8節LB)
彼は、自分の無力さを痛いほど思い知らされたというのです。しかし、それで終わりません。パウロは続けて言います。
「しかし、それがよかったのです。というのは、そんな状態の中で、何もかも神様にお任せしたからです。救い出すことができるのは、神様だけです。」(9節LB)
神様は私たちが神様だけを頼るようにされます。
「神様、あなただけを求めます。」