「見よ。なんという幸せなんという楽しさだろう。兄弟たちが一つになってともに生きることは。それは頭に注がれた貴い油のようだ。それはひげにアロンのひげに流れて衣の端にまで流れ滴る。それはまたヘルモンからシオンの山々に降りる露のようだ。主がそこにとこしえのいのちの祝福を命じられたからである。」(133:1-3)
この詩篇は「都上りの歌」と呼ばれる巡礼詩なので、「兄弟たち」とは、エルサレム神殿に集う人々と考えられます。
みんな仲良く、共に主なる神を礼拝することは、良いこと(トーヴ)だと言います。
集まることは、キリスト教が成立した当初から大切にされてきていることです。
信仰は個人的な側面がありますが、集まるということを過小評価するのは聖書的ではありません。
私たちがイエス・キリストにあって集まるそのところに、神はとこしえのいのちの祝福を命じられるとあります。
ここに、人知を超えた神の祝福の世界があります。