詩篇 146篇

「幸いなことよ、ヤコブの神を助けとし、その神、主に望みを置く人。」(146:5)

この詩篇は神以外の何かに頼ることのむなしさが記されています。

『人の助けをあてにしてはいけません。どんなに偉大な指導者も、頼りにはならないのです。人はみな死ぬ運命にあるからです。呼吸が止まり、いのちの火が消えた瞬間に、その人の人生の計画は、すべて無になるのです。』(3,4節LB)

わたしたちは「誰か」や「何か」に安心や安定を求めようとします。

しかし、しばらくするとそれらが万能ではないことに気づき、幻滅してしまうこともあります。

神は私たちが神以外の何かに信頼している時、その「なにか」を取り去ってしまうことがよくあります。

詩篇の中で、繰り返し神に信頼することを語っている背景には、イスラエルの民がなかなかそのような生き方をすることができなかったことが挙げられると思います。

失敗しながら、神にのみ信頼することを学びます。

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