「そこでアナニアは出かけて行って、その家に入り、サウロの上に手を置いて言った。「兄弟サウロ。あなたが来る途中であなたに現れた主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。」」(9:17)
サウロはパウロの別名で、この箇所はパウロの回心の箇所として有名です。
もっともパウロの場合は別の宗教に回心したということではありません。
パウロは自分が信じていたユダヤ人の神がイエス・キリストであることが分かったということです。
興味深いことはそんなパウロが立ち上がるために、アナニアという一人の信仰者が用いられたという事実です。
神は私たちを用いて人々が立ち上がることができるようにしたいと願っているということです。
私たちも手を置いて誰かのために祈るように遣わされています。