「イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。」(14:27)
弟子たちはイエス様に促されて舟に乗り込み、先に向こう岸に向かっていました。
しかし、強い向かい風と大波に悩まされました。
主のみこころに従っているからといって向かい風を体験しないとは限りません。
大波に悩まされているのは、神のみこころに逆らっているからとは限りません。
大事なのは、そんな弟子たちのところにイエス様が来られたことです。
しかし弟子たちはイエス様を幽霊だと言って取り乱したとあります。
そんな弟子たちにイエス様は言われました。
「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」。
今は恐れの時ではありません。信仰の時です。
信仰と恐れは、互いに相容れません。
信仰は恐れを消し、恐れは信仰を消します。
目の当たりにする嵐のような状況に取り乱すのではなく、「わたしだ。」と言われるイエス様を信仰によって認識できますように。