「そのときからイエスは、ご自分がエルサレムに行って、長老たち、祭司長たち、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、三日目によみがえらなければならないことを、弟子たちに示し始められた。」(16:21)
使徒ペテロが
「あなたは生ける神の子キリストです。」(16節)
と信仰告白し、イエス様がこの信仰告白の上に
「わたしはわたしの教会を建てます」(18節)
と宣言された時、イエス様はご自身の十字架の受難を予告しました。
これは熱烈な政治的メシア待望の中にいたユダヤ人たちには理解できない内容でした。
信仰告白をしたペテロもこのことを理解せず、イエス様をいさめたために、「サタン」と叱責されます。
十字架なくして冠なし、(No cross, No crown)
イエス様の十字架の御業無くして、救いの恵みはありません。
だから教会はキリストの十字架を高く掲げます。