「イエスは彼に言われた。「完全になりたいのなら、帰って、あなたの財産を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を持つことになります。そのうえで、わたしに従って来なさい。」」(19:21)
多くの財産を持っていた青年の
「永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをすればよいのでしょうか。」(16節)
という質問に対して、イエス様は十戒と隣人愛を引用します。
青年が
「私はそれらすべてを守ってきました。何がまだ欠けているのでしょうか。」(20節)
という質問に対して、イエス様は青年の欠けていた部分を指摘します。
青年は自分の欠けを認めて、イエス様に従うこともできたはずです。
しかし、彼は
「悲しみながら立ち去った。」(22節)
と言います。
この青年とは対照的に取税人ザーカイは自分の財産を施しイエスに従ったことが記録されています。(ルカ19章)
「それは人にはできないことですが、神にはどんなことでもできます。」(26節)