「また彼らに言われた。「聞いていることに注意しなさい。あなたがたは、自分が量るその秤で自分にも量り与えられ、その上に増し加えられます。持っている人はさらに与えられ、持っていない人は、持っているものまで取り上げられてしまうからです。」」(4:24,25)
たとえ話の主語が誰か明示されていないので、分かりづらく感じます。
これは、神が主語の時に、神の名を書かないという習慣から来ています。
神の名をみだりに唱えてはならないからです。
「その上に増し加え」る方は神です。
「聞いていること」とあるように、ここで「持っている人」とは聞く耳を持っている人です。
持っていない人は、神の御言葉を聞く耳を持っていない人です。
神の御言葉を聞く耳を持っている人は、神はさらに祝福を与えられます。
聞く耳を持っていない人は、その人が持っていると思っていたものさえ、神は取り上げてしまうと言います。
教えやすい心を持つことができますように。