「しかし、霊どもがあなたがたに服従することを喜ぶのではなく、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」(10:20)
「権威」が授けられる時、人は自分の能力以上のことを行うことができます。
イエス様は七十二人の弟子たちに権威を授けて、町々に神の国の到来を告げるために遣わされました。
弟子たちは喜んで帰って来て言いました。
「主よ。あなたの御名を用いると、悪霊どもでさえ私たちに服従します」。(17節)
イエス様は、弟子たちが誤解しないように、彼らが自分の成し遂げた功績ではなく、
「あなたがたの名前が天国の市民として記されていることを喜びなさい。」(20節LB)
と釘をさします。
主イエスを信じる者には、主イエスが授けてくださる権威によって、自分の能力以上の働きをすることができます。
病人は癒されます。(9節)
しかしそれはあくまでも、自分が神の国の民という証明です。
誰も誇ることはできません。
栄光は主のものです。