「見なさい。わたしは今日と明日、悪霊どもを追い出し、癒やしを行い、三日目に働きを完了する。しかし、わたしは今日も明日も、その次の日も進んで行かなければならない。預言者がエルサレム以外のところで死ぬことはあり得ないのだ。」(13:32,33)
悪霊を追い出し、病気を癒すイエス様の活動は、エルサレムへの旅路であることが示されます。
エルサレムへの旅路は預言者として死ぬこと、すなわちカルバリの十字架を意味すると言います。
もっとも、
「三日目に働きを完了する」、
「今日も明日も、その次の日も進んで行かなければならない」
ということは、復活、昇天をほのめかしています。
つまり、イエス・キリストは、私たちの罪のために十字架で死に、葬られますが、三日目に死の力を打ち破ってよみがえり、天に昇り、栄光の御座に着座されたということです。
救いの御業は成し遂げられました。
「「主の御名を呼び求める者はみな救われる」のです。」(ローマ10:13)