「それは、神の訪れの時を、おまえが知らなかったからだ。」(19:44)
イエス様はエルサレムを見て
「泣いて、言われた」(41節)
と言います。
「もし、平和に向かう道を、この日おまえも知っていたら──。しかし今、それはおまえの目から隠されている。やがて次のような時代がおまえに来る。敵はおまえに対して塁を築き、包囲し、四方から攻め寄せ、そしておまえと、中にいるおまえの子どもたちを地にたたきつける。彼らはおまえの中で、一つの石も、ほかの石の上に積まれたまま残してはおかない。」(42-44節)
この後、四〇年も経たず、エルサレムは包囲され、ローマ帝国に攻められ、滅ぼされます。
その根本的な問題を、イエス様は、
「神の訪れの時を、おまえが知らなかったからだ」
と言われました。
神の訪れの時を私たちは意識する必要があります。
今こそ、恵みの時、今こそ救いの日です。