「彼らが死ぬことは、もうあり得ないからです。彼らは御使いのようであり、復活の子として神の子なのです。」(20:36)
サドカイ人とは祭司を中心とした特権階級の人たちのことです。
彼らはモーセ五書(律法)以外の旧約聖書を認めず、唯物論者で、復活を否定していました。
それでイエス様はあえてモーセ五書から答えられます。
「モーセも柴の箇所で、主を『アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神』と呼んで、死んだ者がよみがえることを明らかにしました。」(37節)
「昔アブラハムの神だった」ではなく、今も「アブラハムの神」であると今も生きているかのごとく語りました。
死が終わりではなく、死後の世界が存在し、復活があることを明確に語られたのです。
この世がすべてではありません。
永遠の視点をもつ必要があります。
今、いかに生きるかはとても重要です。
なぜなら、「神に対して、すべてが生きています。」(38節MSG)