「そのとき、イエスはこう言われた。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」」(23:34)
イエス・キリストが十字架の上で語られた言葉の一つが、この
「父よ、彼らをお赦しください。」
でした。
イエス・キリストはご自身に対する憎しみの言動に対して、憎しみで応じることはありませんでした。
聖書は言います。
「ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、脅すことをせず、正しくさばかれる方にお任せになった。キリストは自ら十字架の上で、私たちの罪をその身に負われた。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるため。その打ち傷のゆえに、あなたがたは癒やされた。」(1ペテロ2:23,24)
イエス・キリストはあの十字架で憎しみの連鎖を打ち砕かれました。
だから言います。
「悪に対して悪を返さず、侮辱に対して侮辱を返さず、逆に祝福しなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのです。」(1ペテロ3:9)