「風は思いのままに吹きます。」(3:8)
原文のギリシア語では、「風」も「霊」も同じ単語です。
それで、ここでは「風」と「聖霊」をかけてイエス様は語られています。
「聖霊」は、得体の知れない力ではなく、三位一体なる神の第三位格です。
人格(ペルソナ)をもった神です。
聖霊は、ご自分の意志で、ご自分の好むところに働かれる力ある神です。
聖霊にも好みがあります。
ですから聖書は言います。
「神の聖霊を悲しませてはいけません。」(エペソ4:30)
聖霊を悲しませる行為、それは、
「無慈悲、憤り、怒り、怒号、ののしりなど」(31節)
だと言います。
私たちは聖霊の働きなくして何もできません。
神様の臨在に満ち溢れた場所となることを願うならば、常に心に留めなければならないことがあります。
それは、
「互いに親切にし、優しい心で赦し合いなさい。神も、キリストにおいてあなたがたを赦してくださったのです。」(32節)