「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(2節)
今日までどんなことがあったでしょうか。ある人は小さなころの記憶が鮮明かもしれません。ある人は、かなり最近のことしかはっきり覚えていないかもしれません。私たちはつらかったことや傷つけられたこと、腹立たしい出来事を思い出しやすい傾向があると思います。そして自己憐憫に陥ったり、憎しみに縛られていってしまうことがあります。けれどもここで詩人は、神様がしてくださった「良い」ことを『何一つ忘れるな』と勧めます。詩人は
「今までにいただいた祝福を、決して忘れません。」(LB)
と言います。私たちは何よりも、イエス・キリストの十字架の御業のゆえに、私たちの過去、現在、未来の罪を赦していただいたことを忘れてはいけないと思います。11節にはこう書いてあります。
「神様を恐れ、あがめる人には、無尽蔵のあわれみをかけてくださいます。」(LB)。