「これらのことを話してから、イエスは目を天に向けて言われた。」(17:1)
イエス様はこれが弟子たちとの最後の夜となることを知っていました。
それで、この後に向けて、弟子たちを備えさせるために模範を示されました。
それは、弟子たちの足を洗うことと、祈ることでした。
「目を天に向けて言われた」理由は、この地しか見ていないならば、行き詰まってしまうことを身をもって教えるためだったのかもしれません。
いずれにせよ、イエス様が弟子たちに教えた生き方は、互いの足を洗い合い(13:14)、目を天に向けて祈ることです。
聖書は言います。
「キリストが死からよみがえられた時、あなたがたも共によみがえったのですから、天にある無尽蔵の富と喜びに目を向けなさい。そこでは、キリストが栄誉と力とを帯びて、神の右の座についておられます。地上のことをあれこれ気に病まず、天上のことで心を満たされていなさい。」(コロサイ3:1,2LB)