「十二弟子の一人で、デドモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。」(20:24)
トマスはいるべき所にいなかったために、復活したイエス様に出会うことができませんでした。
トマスはそんな自分のことは棚上げして言います。
「私は、その手に釘の跡を見て、釘の跡に指を入れ、その脇腹に手を入れてみなければ、決して信じません」(25節)
イエス様が再び来られた時、今度はトマスはいるべき場所に一緒にいたので復活のイエス様に出会うことができました。
イエス様はトマスに言います。
「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしの脇腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」(27節)
トマスは信仰告白をもって応答します。
「私の主、私の神よ。」(28節)
イエス様に出会うために、いるべき所に一緒にいることは大事です。