「主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。地はあなたの造られたもので満ちています。」(24節)
この詩のテーマは、神様はこの大自然を私たちが楽しむために造られたということです。クリスチャンは、時々、「楽しむ」ことを罪に感じてしまうことがあります。しかし、食物を楽しんだり、花を楽しんだりすることは、神様が私たちに与えてくださったことです。Ⅰテモテにも、こういう箇所があります。
「私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。」(6:17)
私たちの神は、楽しませてくださる神です。問題は、この大自然を楽しむために造られた造り主を礼拝することよりも、大自然自体を拝む時に起こります。与えられた大自然を楽しむことよりも、大自然自体を頼り始めるときに起きてくるのです。現象ではなく、造り主である神を礼拝することができますように。