「主とその御力を尋ね求めよ。絶えず御顔を慕い求めよ。」(4節)
この個所で聖書は私たちに三つのことを求めるように言っています。
まず第一番目に、神様ご自身です。
私たちが本当に必要なのは、何かではなく、主イエス・キリストです。私たちの本当の必要に唯一答えることができるのは、イエス・キリストだけです。
第二番目は、その御力です。
神様は力ある神です。神に不可能なことは一つもありません。人にはできないことも、神にできないことはありません。私たちは、この全能の神を求める必要があります。
第三番目は、御顔です。
御顔と訳された言葉は、「臨在」とも訳される言葉です。私たちは神様の臨在を求める必要があります。「御国が来ますように」という祈りは、終末待望の祈りというだけではなく、今、この時、神の臨在がこの場所にあることを求める祈りでもあります。