「すると、主はこう言われた。「立って、『まっすぐ』と呼ばれる通りに行き、ユダの家にいるサウロという名のタルソ人を訪ねなさい。彼はそこで祈っています。」(9:11)
サウロ(後のパウロ)は、クリスチャンを迫害するために向かっていたダマスコ途上でキリストと出会い、地に倒されました。
目が見えなくなった彼は祈っていました。
そこにアナニアが遣わされました。
アナニアは今までサウロがクリスチャンにどんなにひどいことをしていたかを聞いていました。
しかし、神はそんなサウロを「選びの器」だと呼び、アナニアを遣わします。
アナニアの思いは複雑だったと思います。
しかし、彼は神に従順し、サウロの上に手を置いて祈りました。
「するとただちに、サウロの目から鱗のような物が落ちて、目が見えるようになった。そこで、彼は立ち上がってバプテスマを受け、食事をして元気になった。」(19,20節)
使徒パウロ誕生の背後にアナニアの従順があります。