「私たちは、主イエスの恵みによって救われると信じていますが、あの人たちも同じなのです。」(15:11)
使徒15章は、使徒たちと長老たちが集まって協議した(6節)エルサレム会議です。
初代教会はモーセの律法を救いの条件とする保守的なグループと、異邦人に対してモーセの律法を救いの条件としない革新的なグループとに二分していました。
最終的には、15節以下にあるように聖書的根拠をもって、
「異邦人の間で神に立ち返る者たちを悩ませてはいけません。」(19節)
ということとなりましたが、保守層への配慮も加えられます(20節)。
「多くの論争があった後」(7節)とありますが、論争の原因は、神の恵みを忘れてしまうことから起こるのだと思います。
だから、ペテロは人々に思い起こさせました。
「わたしたちは、主イエスの恵みによって救われると信じているのですが、これは、彼ら異邦人も同じことです。」(共)
今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう。