「数日後、フェリクスはユダヤ人である妻ドルシラとともにやって来て、パウロを呼び出し、キリスト・イエスに対する信仰について話を聞いた。」(24:24)
使徒パウロは、総督フェリクス夫妻に個人伝道をしました。
パウロが何を語ったかは25節に明白です。
「パウロが正義と節制と来たるべきさばきについて論じたので、フェリクスは恐ろしくなり」
脅すことは良いことではありませんが、真理を語らないことはもっとよくありません。
人は一度死ぬことと、死後に裁きを受けることが定まっています。(ヘブル9:27参照)
イエス・キリストを信じることなく、来たるべきさばきからの救いはありません。
総督フェリクスはキリスト教信仰について知りたいと願い、パウロから話を聞きました。
しかし、彼の動機は「金をもらいたい下心」(26節)程度のものでした。
ですから、「折を見て」と、信じる機会を逸してしまいました。
「折を見て」いると機会を失います。今日が救いの日です。