ローマ 9章

「しかし、神のことばは無効になったわけではありません。イスラエルから出た者がみな、イスラエルではないからです。」(9:6)

イスラエル民族に生まれた者がみな、「イスラエル」という意味ではないと言います。

「イスラエル民族」の選びが無効にされて、「イスラエル民族」に置き換わって「キリスト教会」が選ばれたという意味ではありません。

神の選びというのは、最初から一つの民族に限定されたものではなかったということがここで論じられている内容です。

アブラハムの血族だからアブラハムの子孫になるわけではなく、神が約束したから、イサクはアブラハムの子孫になったということを示し、血筋より、約束が優先されている事を示します。

つまり神のご計画がだめになったわけでもなければ、変更したわけでもありません。

イエス・キリストの十字架の死と復活は神のことばを成就したという事です。

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