ローマ 16章

「あなたがたは聖なる口づけをもって互いにあいさつを交わしなさい。すべてのキリストの教会が、あなたがたによろしくと言っています。」(16:16)

「聖なる口づけ」は文化的なものですから、「真心のこもったあいさつ」と訳す方が良いと思います。

パウロのポイントは、これらの人々を互いに、家族のように歓迎し、交わりの中に加えて欲しいということです。

「よろしく」と訳された単語は、「あいさつをしてください」という命令形で、キリストの教会はみな「あいさつしている」と結んでいます。

ある牧師はこのように言います。

「礼拝においでになる方の中には、神様と交わりを持ちに来たのだ ‐ だから人間同士で触れ合うことは、あまり大切ではないと考える人もあるかもしれません。しかし、イエス様のおっしゃった二つの大切な戒めも、神への愛と隣人への愛と二つの局面が指摘されています。(中略)礼拝に出席し、誰ともあいさつすることなく帰ったということのないようにしましょう。」

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