「主は、私の主に仰せられる。『わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまでは、わたしの右の座に着いていよ。』」(1節)
今日の箇所は「メシヤ詩篇」として有名です。この詩篇は新約聖書に最も多く引用されています。マルコの福音書の12章ではイエス様がこの箇所を引用して、メシヤ(キリスト)は、「神の子」であるというキリストの神性に言及します。イエス・キリストは自分が「神の子」などと言ってはいないだとか、聖書はイエスの神性を教えていないとか言う人がいますが、この箇所は明らかに、イエス・キリストの神性が語られています。イエス・キリストは真の神であり、真の人でした。ですから、私たちすべての人の罪の身代わりに十字架で死ぬことができました。そして、復活され、天に昇られた今、神の栄光の御座に着座されました。イエスは旧約聖書で預言された通り全地の王となられました。キリストを信じる者は救われます。キリストは再び来られます。