「日の昇るところから沈むところまで、主の御名がほめたたえられるように。」(3節)
『日の昇るところから沈む所まで』という表現は詩篇の中に頻繁に登場します。この言葉は、すべての場所、世界中でという意味を持っている言葉です。別に、太陽が昇って落ちるという科学的な説明をしているわけではありません。比喩です。現代訳では『世界中どこででも、主をほめたたえよう。』と訳しています。どんな場所でも、どのような状況でも主をほめたたえよう、とこの詩人は呼びかけているのです。
わたしたちはいつの日か、世界中のキリストを信じる人々とともに神様を賛美する時が来ることを信じています。ひとりで賛美することも大切ですが、多くの兄弟姉妹と一緒にひとところに集まり、声をあわせて賛美するときに、わたしたちは天国の前味を体験することができます。共に集まり、主の御名をほめたたえることは、聖書が命じていることです。