「ですから、キリストにあって励ましがあり、愛の慰めがあり、御霊の交わりがあり、愛情とあわれみがあるなら、」(2:1)
一般的に礼拝の最後に祈られる祝祷は2コリント13:13の言葉が用いられます。
「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。」
キリスト、愛、霊、というこの三位一体の祝福の言葉が今日の箇所の背景にあると考えられます。
その祝福は「あなたがたは同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、思いを一つにして、私の喜びを満たしてください。」(2節)という教会生活の指針とも呼べる祈りとなります。
具体的にはこのように勧めています。
「自己中心であったり、見栄を張ったりしてはいけません。謙遜になって、他の人を自分よりもすぐれた者と考えなさい。自分のことばかりにとらわれるのではなく、他の人のことにも目を向けなさい。」(3,4節LB)