「最後に、兄弟たち。すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて評判の良いことに、また、何か徳とされることや称賛に値することがあれば、そのようなことに心を留めなさい。」(4:8)
私たちは聖書を信仰と生活の唯一の規範と信じています。
しかしそれは、世俗の世界から学ぶものは何もないという意味ではありません。
神はすべての人の神であり、神の指紋はこの世のあらゆるものについています。
「称賛に値すること」をパッション訳は、「すべての神の栄光ある働き」と訳しています。
医学も技術も芸術なども、神の御業であり、すべての良いものから学ぶ姿勢は大事です。
神学的には、これを一般啓示(自然啓示)と特別啓示と分類します。
神がすべてを造られたがゆえに、すべてのものは神を示します。
ただ、特別啓示である聖書だけが、神の啓示がなんであるかを明確に教えます。