「彼らが、「私たちをさばく王を私たちに与えてください」と言ったとき、そのことばはサムエルの目には悪しきことであった。それでサムエルは主に祈った。」(8:6)
民が王を要求した本当の理由は、
「ほかのすべての国民のように、私たちをさばく王を立ててください。」(5節)
とあるように、神の国の民という独自性を放棄して、他国民と同じになりたかったということでした。
いつの時代も、神のみこころよりも、時代の流れを優先することから問題が起こります。
サムエルはそのことを敏感に感じとって神に祈ります。
本来ならば神が王として治めることがみこころでした。
しかし、神は民の意志を尊重され、王を立てることを許可します。
神のみこころに反していても、人には自由意志があるからです。
ですから、恐れをもって神のみこころを求めることが大切です。
今日は主の日。共に、主のみこころを求め、礼拝を捧げましょう。