「主が、ことごとく私に良くしてくださったことについて、私は主に何をお返ししようか。」(12節)
この詩人は順風満帆に人生を送ってきたわけではありません。この個所の前後には彼の体験してきた試練や悩み、時には死を意識しなければならなかった出来事に言及されています。
『失意に沈んでいたころの私は、「もうだめだ。死ぬに決まっている。回りの人間は気休めを言ってくれているのだ」と思い悩んでいました。』(10、11節LB)
詩人はそんな中で、神様が注いでくださった恵みの数々を数え、何をお返しすることができるだろうかと考えます。そして、彼は人々が集まる神の宮に集い、神を礼拝することによって、主にお返しします。神が求めているのは「礼拝者」だとイエス様は言われました。(ヨハネ4章参照)
今日は主の日、主が注いでくださった恵みを思い出し、共に賛美と礼拝を神様にお返ししましょう!