三〇㎝ほどの長さのあるロースハムの塊をいただきました。
ステーキのように焼いて食べるとおいしいということを聞き、ふと懐かしい料理を思い出しました。
それはマリサ先生がまだ日本にいたころ、時々作って下さった「ハムとパイナップルのステーキ」。
以前ここでも書いたようにわたしはリンゴ入りのポテトサラダや酢豚にパイナップルが入っているものはあまり好きではありません。
ハムとパイナップルという組み合わせもかなり抵抗があったのですが、マリサ先生がせっかく準備してくださった料理、えいっと一口食べてみて驚きました。
パイナップルの甘みと酸味、ハムの塩味が何とも良いバランスなのです。
そこにまろやかでコクのあるバターの風味も加わり、さらにパイナップルの酵素で柔らかくなったハムがそれはそれは美味しくて。
で、それを再現してみたくて木曜日のHOP支援会の昼食に作ってみました。
そのままだと全く接点のなさそうな二つの食材のシナジー効果に、まるで教会のようだと思わず笑ってしまいました。
聖霊様は、この中では質の良い発酵バターの役割かしらなどとひとり妄想しながら。
(小山晶子牧師夫人)