「主はサムエルに言われた。「彼の容貌や背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」」(16:7)
サウルのことで悲しんでいたサムエルに、新しい王に油を注ぐようにと神は命じます。
神のご計画は人の罪によって破綻することはありません。
ただ神の選びは人が求める人間像とは違います。
この世は、外見や能力、資格などを見ます。
しかし、神は心を見ます。
謙遜に、神を愛し、神のみこころを第一とする人を求めています。
この世界のすべての問題を解決する能力が求められているわけではありません。
ただ、神のみこころに生きようとするその心が求められています。
※ 今日は教会の暦では灰の水曜日。今日からイースター(復活祭)前日までの40日間(日曜日を除く)をレント(四旬節)と呼び、イエス様が十字架に至るまでの苦難の道を思い起こします。