「サウルと全イスラエルは、ペリシテ人のことばを聞き、気をくじかれて非常に恐れた。」(17:11)
ペリシテ人の代表戦士、ゴリヤテは、身長二・七メートル以上、身につけたその武具は六八・五キロという桁外れたものでした。
しかし、イスラエルの民の一番の問題は、このペリシテ人の言葉を聞き、気をくじかれて非常に恐れていたことです。
彼らが聞くべきは、ペリシテ人のことばではなく、神のことばでした。
私たちも誰の言葉を聞いているでしょうか。
ゴリヤテのような目の前にある問題に集中し、その言葉にしか聞く耳がなければ、私たちは恐れにより失望するしかありません。
私たちが聞くべきは、ゴリヤテよりもさらに偉大な力ある神です。
神の御声に耳を傾けるならば、勇気が与えられ、希望が与えられます。