「サウルはダビデを恐れた。それは、主がダビデとともにおられ、サウルを離れ去られたからである。」(18:12)
サウル王がダビデに槍を投げた理由は、悪霊の影響でもありますが、恐れからだと言います。
人は恐れる相手を攻撃しようとします。
サウル王はダビデが戦いで死ぬことを期待して、悪意から指揮官に任命しました。
しかし、聖書は言います。
「主が彼とともにおられたので、ダビデは、行くところどこででも勝利を収めた。」(14節)
逆境は神が共におられることを示す時となりました。
ヨセフも兄たちから嫌がらせを受け、エジプトに奴隷として売られました。
数々の逆境も、神が彼と共にいることを証明するものとなりました。
やがてヨセフはエジプトの首相となり、自分を貶めた兄たちに言います。
「あなたがたは私に悪を謀りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました。それは今日のように、多くの人が生かされるためだったのです。」(創世記50:20)