「ヨナタンはダビデに言った。「安心して行ってください。私たち二人は、『主が、私とあなた、また、私の子孫とあなたの子孫との間の永遠の証人です』と言って、主の御名によって誓ったのです。」そして、ダビデは立ち去った。ヨナタンは町へ帰って行った。」(20:42)
ヨナタンはダビデとの約束を誠実に果たし、安全に逃亡できるように計らいました。
ヨナタンのダビデへの言葉は、ヨナタンが主を恐れる者であったことの証拠とも言えます。
ヨナタンは父サウルの問題を目の当たりにしました。
そして、父サウルによって、これから国が危機的状況に陥ることも意識していたかもしれません。
しかし、彼は「町へ帰って行った」とあります。
ヨナタンは最後まで忠実に与えられた使命を全うしたということだと思います。