「ダビデは、荒野にある要害に宿ったり、ジフの荒野の山地に宿ったりした。サウルは、毎日ダビデを追い続けたが、神はダビデをサウルの手に渡されなかった。」(23:14)
ダビデは、自分たちのいのちをかけてペリシテ人と戦い、ケイラの人々を救いました。
その知らせを聞いたサウル王がダビデを捕まえにケイラに来ることになりました。
常識的に考えると、自分たちを救った英雄を裏切るようなことはしないと思ってしまいます。
ダビデの賢かったことは、たとえそう見える状況であっても神に尋ね求めたということです。
祈り求める必要がないほど答えが明白な時ほど、私たちは気をつける必要があります。
自分で勝手に結論づけずに、たとえ順調に見えても、常に主に祈り、主の御言葉を待ち望む姿勢が大切です。
ここに、
「サウルは、毎日ダビデを追い続けたが、神はダビデをサウルの手に渡されなかった。」
理由を垣間見ることができます。