「しかし、ダビデは自分の神、主によって奮い立った。」(30:6)
ダビデたちは戦場を離れて、自分たちの本拠地に帰ってきました。
しかし、彼らが出陣していた間に、アマレク人が侵入し、彼らの街を焼き、家族は捕虜として連れ去られていました。
家族を失った兵たちの苦々しい思いはダビデに向かいました。
その時、ダビデは神を信頼することによって自らを力づけました。
自分の力ではもう先に進めないと感じる時があります。
ダビデは、自らの力ではなく、主によって自分自身を励ましたと言います。
「『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の主は言われる。」(ゼカリヤ4:6)
主によって自分自身を励ましたダビデがまずしたこと、それは、自分がどうすべきか主に尋ね求めることでした。
聖書が教える失望への対処、それは、主によって自分自身を励まし、神のみこころを尋ね求めることです。
神は私たちを励まし、私たちを導かれます。