「ダビデは、ベエロテ人リンモンの子レカブとその兄弟バアナに答えて言った。「主は生きておられる。主は私のたましいを、あらゆる苦難から贖い出してくださった。」(4:9)
レカブとバアナはイシュ・ボシュテの軍の隊長でした。
彼らはダビデが喜ぶに違いないと自分たちで判断し、イシュ・ボシュテを殺害します。
彼らは祈って行動したわけではありませんが、このように言います。
「今日、主はわが王のために、サウルとその全家族に復讐してくださったのです。」(8節LB)
しかしダビデは知っていました。
彼を「あらゆる苦難から贖い出してくださった」のは主なる神であることを。
ですから、ダビデは自分の手でサウルを討つことはありませんでした。
私たちは自分の力で神を助けようとして失敗することがあります。
神は不正を喜ぶことはありません。
私たちは、自分の判断で物事を進めるのではなく、自分の人生を主に委ねていくことを学ぶ必要があります。