「エルサレムの平和のために祈れ。『お前を愛する人々が栄えるように。』」(6節)
これは、ダビデによる都上りの詩篇です。エルサレムは、イスラエルの人々にとって国の中心であると同時に、精神的なよりどころでもありました。なぜならそこには神殿があり、神殿は神様の臨在の象徴であったからです。彼らはそこで神様を礼拝し、賛美をささげ、祈りをささげていました。エルサレムの重要性は時代が移り変わったいまでも変わることがありません。現在のエルサレムには、いたるところに戦争の傷跡、弾痕が残っています。神様の臨在の象徴であった都が、傷だらけであるという現実は、イエス様がエルサレムを見て涙を流されたことを思う時に、私たちの心を絞めつけます。エルサレム(神様の臨在の象徴)の平和(シャローム)のために祈りたいと思います。また、神様の臨在の象徴という意味では、自分が所属する地方教会もそれに当たります。地方教会はこの世の希望です。祈りましょう!